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新宿区の不用品回収事例

新宿区不用品回収スタッフの雑感5

年末とはいえ片付け壱番屋は本日も大忙しです。新宿区で必要無くなった家電製品、家具の片付けや処分にお困りでしたら、ぜひお気軽にお電話、メールでご相談下さい。粗大ゴミ受付センターに予約を入れ、券を購入して指定日時に搬出する手間や時間が惜しい方、とにかくできるだけ早く、安く不用品を処分されたいという方、1点からでもご都合の良い日時に回収にお伺いさせていただきます。


さて、以下の写真は本日新宿区富久町にお住まいのお客様のご依頼で回収させて頂いた注目の一品、超特大ブラウン管テレビです。

写真.PNG


写真では分かりずらいかもしれませんが、とにかくデカイです。36型/重さ80キロはゆうに超えていると思います。リサイクル品分別の際、トラックから降ろしてみるとその重厚感、存在感たるや昨今の弱々しい薄型液晶テレビとは比べ物になりません。


道行く通行人の皆様もぎょっとしたような目でこの巨大テレビを一瞥しつつ、含み笑いを押し殺しながら足早に過ぎ去っていくのが見て取れました。笑いをこらえるのももっともです。


回収に伺った際も、お客様が一言「今時、こんなの持ってるだけでも恥ずかしい」。照れ笑いを浮かべながらそう仰いました。こちらもリビングの片隅に佇む巨大ブラウン管テレビの迫力にやや気おされつつも、顔には笑みを浮かべずにはいられませんでした。


ブラウン管テレビという物は、どこか笑いを誘わずにはいられない存在だと思います。恐らくその理由は、今やブラウン管テレビは誠に残念ながら、どうあがいても無用の長物である、という認識を殆どの人が共有しているからではないでしょうか。


特にこれだけ巨大なサイズになりますと、どこか非日常的ともいえる迫力・存在感と、歴然として漂う無用の長物感のギャップが更なる笑いを誘います。


しかし恐らく90年代前半、今を去ること20年以上前にこのテレビがリビングで大活躍していたことは想像に難しくありません。この無駄な奥行きを面白がったり、無用の長物として冷たい一瞥を向ける人などおらず、むしろ所有することがステイタスですらあったはずです。全くもって人の心は移ろいやすいと言わざるを得ません。

実は同じブラウン管テレビといっても、小型のものは海外では中古家電としての需要がまだまだあります。普通のテレビとしての需要は勿論、映像受信/再生用のモニターとして活用されています。しかし、これだけ大きいと海外でも需要は少ないそうです。恐らく需要はあっても輸出・輸送にかかるコスト面における障壁があるのではないかと思います。


そう考えるとこのテレビはどうあっても無用の存在にならざるを得ず、どこかしら悲哀を覚えずにはいられません。一時代を謳歌し、重厚な時代の名残を感じさせてくれる、愛すべきこの特大ブラウン管テレビに心より敬意を表したいと思います。


片付け壱番屋、新宿区不用品回収スタッフの本日の雑感でした。

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