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「私はこうして巨万の富を築いた」、「私はこうして這い上がった」、「私はこうして仕事をしないで毎日遊んで暮らせるようになった」、「人生は悟ればラクになる」、「ラクに生きる方法」、「手遅れになる前にやっておくべきこと」、「自分への投資」云々。
こういったタイトルの書籍や情報商材がここ日本という国にはこれでもかとばかりにあふれかえっています。
ラクになる方法、這い上がる方法、手遅れにならない方法。そんな方法がこれでもかとばかりに発見されているにもかかわらず、ラクになれない人、手遅れ(になったと思っている)人が大多数を占めているというのは一体全体どういうことしょうか。
理由は簡単です。
こういった「商材」は書いた人だけがラクになる、あるいはラクをするために存在するから、ということに尽きると思います。
デール・カーネギーという米国籍の営業マンが書いた「人を動かす」という大変有名なベストセラー本があります。
この本で指南されている「人の動かし方」のうち二つを以下にご紹介します。
①「まず(相手を)ほめる」
②「とにかく(相手を)ほめる」
人を馬鹿にしているとしか思えません。
この本から汲み取るべきメッセージというのは、要するに
「人をだまくらかすなんて簡単ですよ。現に今あなたも騙され(かけ)ているのですから。ディア・マイ・リビンプルーフ・アンド・ステューピッド・カスタマーズ」。
ということに尽きると思います。
書いた本人に悪意があるかどうかなど、問題ではありません。悪意があろうとなかろうと 実害 は発生するのですから。
「何をおっしゃいますか、私は実際にこの本に書かれていることを日々実践した結果、実業家としての成功を掴むに至ったのです」。
こう反論される方もいらっしゃるかと思います。
しかし、実際にはこの本に書かれている手法をかいがいしく実践したことにより得られた成功ではなく、「こういった本を売りつける」という手法そのものを機敏にリメイクし、一気呵成にたたみかけた暁に得た「成功」なのではないかと。
米国開拓時代の歴史を紐解いてみると、ゴールドラッシュという言葉が登場します。「金が出たぞ!」というある名も無き使用人の一声で、世界中から金鉱を掘り当てるべく開拓者が殺到したという一大事です。
ここ日本からも、ジョン万次郎というどちらが名字なのか名前なのかはっきりしない名前の人が我先にと金を掘りに駆けつけています。
このゴールドラッシュの最中に、こんな手法を使い大儲けしたという、ある名も無きビジネスマンのサクセスストーリーをご存知の方もいらっしゃるかと存じます。
彼は荒野にひと掴みの砂金をパラリと撒き、すかさず「金が出たぞ!」と騒ぎ立て、裸一貫で遠方より集まってきたジョン万次郎のような人達に、かねてより仕入れておいたスコップを高値で売りまくる。という手法で巨万の富を築きました。
たしか20年ぐらい前に「世界ふしぎ発見!」でも動かぬ実例として匿名で紹介されていました。間違いありません。
名前も知らない人が沢山登場しますが、ともあれこのスコップを売る人のビジネスモデルとカーネギー氏のそれには、ひとつの共通項があります。
もうお分かりかと存じますが、
いずれも 「人を馬鹿にしている」 ということです。
どこぞの国で最近選ばれた首相と同じです。
「はだしのゲン」のようなマスターピースではなく、まずはこの「人を動かす」こそ小中学校で真っ先に閲覧制限がかけられるべきではないでしょうか。
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