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豊島区の不用品回収事例

豊島区の不用品回収事例2(ゴミ屋敷)

 先日、豊島区池袋本町近辺であるアパートのオーナー様にご相談を頂き、所謂"ゴミ屋敷"片付けの見積もりに伺いました。入居されている方は現在入院中ということで、オーナー様の立ち会いでまずは部屋を拝見することになりました。ドアを開けてみると、そこには今までに見たことがない光景が広がっておりました。至る所に350mlの缶チューハイの空き缶が積み上げられており、その数たるや数千本に達するかと思えるほどです。部屋に入ろうと思っても、まず足の踏み場がありません。

 気になったのは缶チューハイの銘柄が全て同じものだったということです。私はあまり家でお酒を呑むことが少ないのですが、缶チューハイは嫌いな方ではありません。ただし、今日はロング缶の氷結レモン味にしようか、とか、たまにはハイリキにしてみよう、とか今日はウーロンハイ気分だなといったようにその日の気分に合わせて選ぶ銘柄やというのは変わります。コンビニエンスストアの酒売り場の前で今日の一本を"選ぶ"という行いも、意識はしていませんが楽しみの一つなのかもしれません。

 そうすると、今回伺ったお部屋の入居者の方は、毎日、お酒を買い出しに行くと迷わず一直線に、一つの銘柄を手に取っていらっしゃったという可能性があります。何が言いたいのかと申し上げますと、お酒や清涼飲料水、食品やたばこなど、口に入れて消費するものというは特に"意識的に選ぶ"ことを習慣づけることで、新しい発見や物の見方に気づかされることが多いということです。なぜ、自分は今日氷結を手に取ったのか、最近どうしてこの納豆ばかり選んでいるのだろう、とか、そこから考えを拡げていくだけで今まで自分が意識していなかったような習慣や物の見方などを客観化するきっかけになる。また、口に入るものというのは5感に直接訴えるので、「選ぶ」→「買う」→「飲む、食べる」という過程に意識的に取り組むことで得られる発見というのは頭に残り易いというメリットがあります。

 今回お部屋に伺うことになった入居者の方が、大量の空き缶を捨てることが出来ずに空き缶の中で埋もれるような生活に陥ってしまったということと、今申し上げたことはあまり関係無いかもしれません。ただ、もしこの方が毎日同じ銘柄を迷わず手に取る日々の中で、ある時一歩立ち止まり「たまには別の銘柄にしてみよう」「たまにはビールでも飲んでみようか」と思い至り実行に移していたら。その選択をきっかけにその後の生活が変わっていったこともあり得るのではないかと思うのです。

 何かとりとめのないお話になってしまいました。豊島区でゴミ屋敷の片付けや、大量のゴミの処分についてお悩みの方、当社がお手伝いできることがあれば、いつでもご相談に応じさせて頂きます。

 

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