片付け壱番屋

今日は日がな一日ホームーページの更新作業。このホームページを立ち上げるまではhtmlタグをいじったり画像をアップロードしたりするのはプロの制作会社さんにお願いでもしない限り無理だろう、なんて思っていたのですが、色々調べながらやってみると意外とできるようになってくるものです。便利なソフトウェアやブログツールが無料でどんどん配信されていたり、htmlの基本的な知識も無料で初心者向けに公開されている方がたくさんいらっしゃることもあり、ウェブサイト制作のハードルそのものが下がっているように思えます。

こうなると、ホームページの制作会社さんは大変だなあと思うのです。

グーグルのブログスポットやワードプレス、タンブラーなど、無料で使えるツールを利用すれば「ホームページ」らしいものは、少し勉強すれば誰でも簡単に作れてしまうので。そうすると制作会社さんも、ただサイトを作るのではなく「集客」をいかに成功させるかといったコンサルティングも売りにしなくてはならなかったり、差別化がすごく大変になってきているのではないかと。

５年後には、マウスで直感的に操作してホームページをデザインできるようなツールが無料で配信されていたりするのかも、なんて考えたりしてしまいます。

そうすると、今までホームページの制作をお仕事にされているような方にとっては死活問題ですよね。

印刷についてもいえることかもしれません。活版印刷の時代には文字を拾う職人さんがいたわけですが、今となってはそんな職業自体もなくなってしまっていますし、印刷物の電子化がさらに普及していくことを考えると紙媒体の印刷そのものの需要もこの先さらに下がっていくことは想像に難しくありません。

常に何年か先の状況を予測しておくことが、今まで以上に大事なのかもしれません。どんなに頑張って勉強しても、その知識自体がムダになってしまうことは多いにありえます。

だからこそ、１００年や２００年そこらでは変わらないような知恵、普遍的な哲学といったものに日々目を向け、吸収していくことが大事だと思うのです。

技術は１秒単位で進歩しても、人間の知恵そのものはそう簡単に進歩するものではないと思います。